- 代表弁護士大岩 和紀(兵庫県弁護士会 所属)
姫路で04年(平成16年)に弁護士登録。78年(昭和53年)生まれ。
姫路出身ではなかったのですが,幸いにして幅広い職種、役職、年齢層の方との出会い・ご縁に恵まれ,離婚・相続、交通事故、企業法務(契約書、訴訟、労働問題など)をはじめ、様々な事件の経験を積ませていただきました。
私は,姫路の個人、中小企業のみなさまが元気にならなければ,景気はよくならない,と常々考えておりました。
78年生まれの若さと機動力,経験を活かし,姫路の中小企業,個人の皆さまの力となり,播州地域の発展に貢献して参ります。
裁判では、十分な証拠が揃わないことがあります。
ある交通事故の損害賠償の裁判がありました。
相手に10万円程度を請求されている事件で,コストや依頼者の話を裏付ける証拠がないことを考えると,数万円程度支払う形の和解をすることも考えられるところでした。
しかし,依頼者である中学生のお客様は,「本当のことを話しているのに,裁判で嘘が通るのは悔しい」と話されていました。
そのご両親にも,「間違ったことが通る世の中だと思ってもらいたくない。」という強い思いを話されていました。
私自身,お子様にいろんな角度から話を聞いてみましたが,本当の事を話してくれているものと実感しました。
「話を裏付ける客観的な証拠がない点で,とても不利だが,何とかできないか。」
私は,出来ることを最大限にやるしかないと考え,交通事故現場で実際に、お客様・相手方それぞれの気持ちになって運転してみました。
すると,現場の状況から,図面を見ているだけでは気づかない相手方の主張の矛盾を発見しました。 これを活かして証人尋問を行ったところ,裁判官の心証が大きく変わり,こちらの言い分が認められました。
もともとは不利であった事も十分に理解されていただけに、お客様は「正しいことが認められて、よかったです。」と心から喜んでくださり,私も大変嬉しく思いました。
また,刑事事件は民事事件以上に,有利な証拠がそもそもない状態から始まることがほとんどです。日本の刑事裁判の有罪率は99%を超えるとも言われています。
その一方で,刑事弁護は,有罪か無罪か,実刑か執行猶予か,
人生がかかっているという意味で結果が分かりやすく,とても責任の重い分野です。
ある事件で,捕まった依頼者の話を何回聞いても,「この方の話している事は本当の事だと思う」事件があり,裁判員裁判となりました。
話を何度も聞き,現場を自分の目で確認し,大量の証拠を検討する事をくり返した結果,検察官が気づかない観点,証拠を発見できました。また,検察官が取調べを請求しなかった証拠の開示を求め,その中から依頼者の言いぶんが正しいことを示す有力な証拠を見いだす事ができ,検察側証人の反対尋問に成功しました。その結果,無事に,争った点が無罪となりました。
「人の話・現場を大事にし,事件と向き合い,努力を尽くす事で,正しい結果を導くことが出来る。」
私は,平成16年に弁護士登録して以降これまで,企業法務,個人のお客様の生活上のトラブルを中心に経験を積んできました。
個人のお客様の案件では,生活上のトラブル(主に離婚,相続,交通事故や破産など)の法律相談,示談交渉,裁判を行いました。
企業法務では,個人企業から地元の上場企業まで幅広いお客様(金融機関,製造業,不動産,建築,サービス業など)を対象とし,業務として,契約書の作成・チェック,法律相談,示談交渉,裁判,債権回収を行いました。
いずれの案件でも,問題が複雑であるほど,法律,判例,文献などを入念に調査し,お客様のお気持ち,判例・証拠の有利不利,相手方の性格・狙いなどを踏まえて,様々なシミュレーションを行った上で,ベストの解決方法を迅速に提案する必要があります。「問題が複雑である」「相手がなかなか要求に応じない」「裏付け証拠が手元に少ない」そんな時ほど解決したとき,お客様はとても喜んで下さり,私にとっても大きなやりがいとなりました。
「問題が複雑である」「相手がなかなか要求に応じない」「裏付け証拠が手元に少ない」そんな時ほど,弁護士の力が発揮される場面かと考えます(ご自身では気づかない有利な事実や証拠が隠れている場合がままあります。)。
また,有利な案件でも,「より有利な結果」を導く事が可能なことがあります(特別の事情が認められて,慰謝料が増額したり,一般的な基準にはない特別の事情が認められて,相手の過失割合が大きくなるなどの経験が複数あります。)。
「様々な角度から検討・分析し,お客様によりよい結果を導きたい」
紛争解決におけるこだわりです。
お客様や時には相手方の弁護士から「仕事が速いですね。」と言われることがあります。
私は,仕事の速さは,重要と考えています。
例えば,体の具合が悪く,お医者さんに相談に診てもらったとします。ケースによるでしょうが,「風邪なので,薬を飲んでよく休養すれば治る」のか「入院して手術が必要である可能性もある」のか大きな方向性が分かる事がほとんどであり,早くこれを知りたいと思われるのではないでしょうか。
法律相談でも同様で,ご自身のケースが有利なのか,不利なのか,どのように進めたらよいのかを出来るだけ早く知りたいと思われるのではないでしょうか。
私は,法律相談の場合,「今のお話や証拠からすれば,このような結果になる可能性の方が高いと思います。」「もっとも,○○という事実がもしあれば,○○という証拠が残されている可能性があり,この証拠が見つかれば,結果が変わる可能性があります。」「そのためには,このような進め方が考えられます。」といった大きな方向性,見通しを原則,その場でお答えすることにしています(中には,方向性をお示しすること自体に調査を要することもありますが,ごく稀です。)。
そして,いざ,事件を依頼された場合,どのように進んでいるか気になるのではないでしょうか。
私は,交渉や訴訟に何らかの動きがあった時には,出来る限り一両日中にこれをお客様にお伝えすることを基本と考えておりますし,電話だけでなく,必要に応じて出来るだけ早期にお客様と打ち合わせの機会を持ちたいと考えています。紛争を迅速に解決するには,まず弁護士とお客様の間の情報交換,協議を出来るだけ迅速に行う必要があると考えるためです。
例えば,相続について法律事務所に相談したところ、「遺言書は作りますが、相続税の事は他で聞いてください」と言われて,お客様が自分で税理士事務所を探さないといけないとすると,困ってしまわないでしょうか。
この点,私は,姫路出身ではないものの,その分,地元の他業種の方との出会い,関係を大切にして参りました。
お互いが相談したい案件がある際には気軽に相談,依頼できる協力関係を構築することができました。協力関係を活かし,皆さま方のご相談,ご依頼をワンストップで解決することで,お役に立ちたいと考えております。
「弁護士費用が分かりにくい」「色々頼んだら,追加で費用がかかるのではないか」など不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。
当事務所では,お客様のニーズに沿った明確な料金プランを設計しております。
例えば,顧問契約。「検討したいけれど,いきなり顧問契約を結んでも大丈夫なのか」「途中で打ち切りたいと考えても,実際には断りにくくならないか」と悩まれないでしょうか。
そこで,当事務所では,「仮顧問契約制度」を採用しました。10万円+税で2か月間(1か月当たり5万円+税),顧問弁護士として様々なご質問にお答えいたします。
私は常々,独自の産業圏を持つ姫路の中小企業が活気を持たなければ,経済はよくならない,と考えております。
顧問契約というと,「将来,問題が起きた時の用心棒的な存在」「何かあった時のための掛け捨て保険」というイメージを持たれている方が多いかと思います。
安心感が得られる事は,お客様がそれだけ安心して本業に専念できる事に繋がり,それ自体,一定の意味があるものと思います。
また、
「相談したいけれど、弁護士が忙しそうだったり、年配で気軽に相談できない。」
「自分の後継者の事を考えると、後継者が同年代の弁護士と気軽に相談できる環境をつくっておきたい。」
「姫路出身の弁護士では、地元に繋がりが多く、プライベートな事を相談しにくい。」
そんな悩みを持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は,従来の顧問契約より一歩進んだ内容をご提供させていただきたいと願っております。
78年生まれならではの「活力、機動力、レスポンス」、04年弁護士登録以来の「数多くの交渉・訴訟経験」、「企業法務経験」を、みなさまの為に役立て参ります。
富山出身ですので,「しがらみも少ない」点も、お役に立てる場合があるのではないかと思います。
詳しくは「顧問契約のページ」をご参照ください。御社のニーズに適合した複数のプランをご用意致しております。